こんにちは、根本自己分析習得中の大西です。
急遽、伊豆の河津桜を見るため、夫婦で静岡県に来ています。
このブログは宿泊先の宿で書いています。
経理をしていたサラリーマン時代は出張がほとんどなかったので、当時からは考えられない生活ですね。
綺麗に咲いた河津桜を見て、僕がうつ病になった時のことを思い出しました。
根本自己分析に興味を持ったキッカケに繋がる話でもあるので、ご紹介しておきたいと思います。
うつ病と診断される前の症状
綺麗に咲いた河津桜を見てうつ病の時を思い出した理由は、当時季節の変化にも気づかないくらい周囲に無関心になってしまっていたからです。
2018年の10月、経理で言えば第2四半期決算で忙しい時期に、僕は不眠症にかかってしまいました。
夜、布団に入って目を閉じても眠れない、眠れてもすぐに目が覚めてしまう、眠っていたのか起きていたのかよく分からない浅い睡眠が続いていました。
それでも、昼間は元気であれば良かったのですが、眠くてぼーっとしてしまう状態。
打ち合わせの内容をすぐに忘れてしまうことが多かったですね。
酷い時は、縮小コピーをするだけで何回もやり直したり、同じ人に同じ内容のメールを複数回送っていたりしました。
もはや仕事になっていなかったです。。。
他にも、左目が常にピクピク痙攣している、目の焦点が合わない、仕事中ずっと気持ち悪いなど色んな症状が出ていました。
妻に連れられ病院へ
当時、そんな様子の僕を見て心配してくれた妻が脳神経外科に連れて行ってくれました。
すでに自分の状態を自分自身が分からなくなっていたので、妻が病院を調べて予約までしてくれていました。
最初に行った病院は脳神経外科である理由は、僕が「打ち合わせの内容をすぐに忘れてしまう」と話していたからです。
物忘れが激しくなったと思っていたんですね。
MRI検査をしてもらうために脳神経外科に行き、若年性アルツハイマーのテストも受けました。
当然どちらも異常はなかったのですが、そこで病院の先生に心療内科を勧められました。
後日改めて心療内科へ行ったら、その場で診断書を渡され次の日に会社へ提出して休職をすることになった訳です。
先生には「明日から会社へ行くのはやめなさい」と言われました。
「睡眠導入剤がもらえたら良いな」ぐらいの気持ちで病院へ行ったので自分がうつ病と言われた時はかなり衝撃をうけました。
当時は、うつ病のこともあまり詳しく知りませんでしたし、まさか自分がうつ病になるとは思っていませんでしたから。
会社を休職することになって、最初は体調が優れないことが非常に多かったです。
でも、1ヶ月ぐらい経過した頃には薬の力を借りつつ、睡眠が取れるようになると徐々に体調が戻って来ました。
そこで久しぶりに外の景色が変わっていることに気づいたんですね。
今までも季節は絶えず変わっていたんですが、周りが見えなくなっていたんでしょうね。
その時、「僕このまま(元気になったら元の会社に戻っても)で良いのかな」と考えたんです。
自分にとってどんな生活が幸せなのかもう一度考えてみようと思ったキッカケです。
人生を幸せにするために自己分析をやる
最初は「就活をもう一度やり直そう」と自己分析を始めました。
理由は、学生時代に自己分析をやらずに就活の時に苦労した苦い思い出があったからです。
自己分析を1問に1時間くらいかけて「何をしていた時に自分は楽しかったのか」、「楽しいと思うのはなぜか」など、ひたすら「なぜ」を問い続けていました。
次第に、就活というよりは人生を幸せにするためにはどうしたら良いのかを考えるようになりました。
僕の場合は、幸いにも休職をもらえて自己分析をやり直す時間がありました。
でも、仕事をしている人は落ち着いて自分のことを考える時間なんてとても作れないと思います。
毎日、納得してはいないけれど、半ば諦めの気持ちで会社に通い続けている人も多いと思います。
そうでなければこんなにもうつ病の人が増え、社会問題にまでならないと思いますから。
このように考えた時、短い時間でも自分の大事にしている価値観だとか、人生の軸、好きなことややりたいことが見つかれば、もっと楽しい人生を過ごす人が増えたら良いなと思うようになりました。
うつ病という辛い時間を過ごしたからこそ、人に寄り添って一緒に幸せな人生を探して行くこともできるのではないかと考えたんです。
根本自己分析は、ワークを通して短い時間で価値観、軸、好きなことややりたいことの一端を見つけることができます。
まさに自分が考えていたことと一緒でした。
以上が、僕が根本自己分析に興味を持ったキッカケです。
本当はもっともっと当時の状況や前向きになれた経緯を書いて、前向きになれない人の参考になれば嬉しいのですが、ダラダラと長く書いてしまっても読みづらいと思うので、ここらで一旦書き終えます。
もし興味があれば、別の記事に書いたり、希望があれば直接お話ししたりしたいと思います。
気になることがあれば、気軽にご相談ください。