AIの発達で仕事がなくなる、働き方改革、終身雇用の崩壊など、キャリアに関するニュースや言葉が飛び交っている現代。
自分の将来がどうなってしまうのか本当に心配になりますよね。
今までのキャリアという言葉とは異なる「キャリア」の考え方について、知っておきませんか?
今回は、労働環境の変化に不安を感じている人にオススメの仕事に関するコラムです。
今までのキャリアとは
キャリアという言葉を聞くと、どんなことをイメージしますか?
就職、昇進、異動、転職、働き方のような言葉をイメージするのではないでしょうか。
共通する前提は、会社という1つの組織の中でどのような仕事に関わるかという考え方です。
今までは、終身雇用が定着しており、1つの会社に勤め続ける時代がずっと続いていました。
会社の中でどのように昇進・スキルアップしていくか=キャリアという認識ですね。
このように考えると、仕事とプライベートの境界を明確にするワークライフバランスが注目されていたのにも納得できますよね。
定年退職までの現役時代に仕事にしっかりと取り組んでいれば、定年後の金銭的な保障を年金がしてくれていた訳ですから。
会社に勤めることがステータスになっていた時代ですね。
ただ、人生100年時代を迎え、定年後も会社に勤めた年数と同じくらい生きる時代がやってきました。
年金はもらえないかもしれないのに、定年後もやっていけるのでしょうか?
今までと同じ働き方を続けていて良いのでしょうか?
長生きがリスク(少し前にニュースになりましたね)と言われてしまう現代の新しい「キャリア」の考え方を今のうちに知っておきましょう。
人生100年時代のキャリアデザイン
「キャリア」とは生き方そのものである!
これからは100年まで生きる人が普通になってくる時代です。
1つの企業内で一生懸命勤め上げても、退職してしまえば「ただの人間」に戻ります。
役職も会社内での知識も役に立ちません。
定年後に途方にくれないためにはどのように準備をしておけば良いのでしょうか?
その答えの1つが新しい「キャリア」という考え方です。
「キャリア」を生き方、人生といった言葉に変換してみましょう。
途端に、「キャリア」の枠組みが大きくなっていきます。
家族も「キャリア」の一部、趣味も「キャリア」の一部、地域活動も「キャリア」の一部。
ワークライフバランスではなく、ワークアズライフ。仕事も「キャリア」の一部と考えてみましょう。
仕事だけでスケジュールを決めるのではなく、様々な活動も含めてスケジュールを決めていきましょう。
多様な活動、多様な人との交流、多様な経験が、定年後も活躍できる財産になります。
人生をトータルにデザインするのが新しい「キャリア」の考え方です。
決めるのはあなた自身です
新しい「キャリア」の考え方が合わない人はどうしたら良いか?
もちろん、人それぞれ価値観には違いがあります。
仕事とプライベートはきっちりと分けていきたいと考える人もいるでしょう。
僕は、みんながワークアズライフの考え方で生きていく必要があるとは考えていません。
ただ、「自分がどのような人生を選んだか」を誰もが認識しておく必要はあると考えています。
自分がどのようなことにワクワクを感じ、どのようなことで幸せを感じるのか知っていれば、自分の選んだ人生にも納得感を持って過ごしていくことができますから。
人生を決めるのはあなた自身。
そういう意味では働き方自体よりも、自分を知っておくことが全ての人に求められていると言えるでしょう。
根本自己分析は、「あなたが何者か」「あなたの根本的な価値観は何か」を探求していくワークです。
もし自分の人生にどのような要素があれば幸せを感じるのか知りたい方はぜひ見てみてください。
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