AIや機械によって事務職の仕事がなくなっていく?

そんな将来が来たとしてもAIに仕事を取られない心理カウンセラーという仕事があります。

 

心理カウンセラーは、悩み相談を受けるだけが仕事ではありません。

人間そのものの本質に迫る仕事でもあります。

心理カウンセラーが今後ますます求められていく理由について詳しく紹介していきます。

 

こちらの記事は、人間の本質に迫る心理カウンセラーになりたい人、興味がある人にオススメの記事です。

心理カウンセラーとは

心理カウンセラーとは、人間関係や心の悩みを持つ人に対して対話などの手法を用いて、根本問題の解決に向けてお手伝いをする人のことをいいます。

心理カウンセラー誕生の背景

詳しい心理学の歴史は省きますが、カウンセリングが注目され始めたキッカケは20世紀初頭のアメリカでハイスクールの卒業生に向けた就職相談です。

その後、悲惨な第2次世界大戦でPTSDなどの心のケアが必要になったこともあり、カウンセリングという言葉が広く認知されるようになります。

 

日本でも、高度経済成長が終わり高成長時代に見逃されてきた社会問題が表面化してきた1980年代頃から広く認知されるようになっていきます。

具体的には、自殺者の増加、不登校やいじめ問題などです。

 

ストレス社会と言われている現在は、うつ病などの精神疾患に苦しむ人に加え、人間関係に悩む人の数が年々増えている状況です。

また、産業が高度化・複雑化するにつれて、自分を企業の中の歯車としか認識できず、やりがいを見出せないまま悶々と過ごしている人が増え、悩みについても多様化してきています。

心理カウンセラーの仕事内容

心理カウンセラーの仕事は、相談者(クライエント)に対して様々な手法と対話を行い、相談者自身が前向きに生活できるような新しい視点や気づきを見つけられるように促していくことです。

カウンセラーが答えを示すのではなく、相談者自身が自発的に悩みの根本に気づいていくことが重要

その人の人生を左右させることにもなるため、人間そのものの思考や本質に迫るやりがいのある仕事と言えるでしょう。

 

カウンセリング手法にも様々なものがあり、全てを身につけなくてもカウンセラー自身の得意な手法で行うことができます。

例えば、相談者に箱と砂とフィギュアで箱庭を作ってもらう箱庭療法、相談者に絵を描いてもらう絵画療法など。

 

カウンセラーという職種で組織への所属を考えている人は、自分が入りたい組織が使用している手法を学んでおく必要があります。

心理カウンセラーの活躍領域

心理カウンセラーの活躍領域は教育現場から医療現場まで多岐に渡ります。

ネットやSNSの発達にり個人でも情報発信ができるようになったことで、組織に所属せずに自分でサロンを開設する人も増えてきています。

 

  • 学校、大学のキャリアセンターなどの教育分野
  • 病院、保健所などの医療分野
  • 裁判所などの司法分野
  • 児童相談所、心身障害者福祉センターなどの福祉分野
  • 企業の健康管理部門、ハローワークなどの労働・産業分野
  • 民間のカウンセリングサロン
  • 個人のカウンセリングサロン

 

所属する団体によってカウンセリング内容も大きく変わってくるので注意してください。

例えば、学校ではいいめや不登校についてカウンセリングを行う機会が多くなりますし、医療施設ではうつ病に対するケア、裁判所では裁判員や夫婦問題の心のケアと非行少年の更生のお手伝い、企業の健康管理部門では人間関係に関するケアです。

 

一言で心理カウンセラーと言っても活躍領域は様々。

自分がどのような分野で心理カウンセラーとして活躍したいのかを考えておく必要があります。

心理カウンセラーの資格

心理カウンセラーについてインターネットで検索してみると、様々な名称の資格が出てきて混乱する人が多いのではないでしょうか?

ここでは、違いがわかるように心理カウンセラーの資格についてみていきます。

心理カウンセラーの資格の種類

心理カウンセラーに関わる資格は、今までは全て民間の団体が認定している資格でした。

平成29年9月に公認心理師法が施行されたことにより、新たに公認心理師が国家資格として誕生しました。

主な心理カウンセラーの資格は以下の通りです。

 

  • 公認心理師(国家資格)
  • 臨床心理士(日本臨床心理士資格認定協会)
  • 認定心理士(日本心理学会)
  • 産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)
  • メンタルケアカウンセラー (メンタルケア学術学会・生涯学習開発財団・ヘルスケア産業推進財団の3つの団体)
  • メンタル心理カウンセラー(日本能力開発推進協会)

心理カウンセラー資格の違い

公認心理師以外は、全て民間の団体が認定している資格で、違いは国家資格か民間資格かの違いと資格取得の難易度しかありません。

最も難易度が高い公認心理師と臨床心理士は、大学で単位の取得をした後に大学院で単位を取得するか、省令で定めた施設での2年以上の実技経験を経て初めて受験資格を得ることができます。

認定心理士は大学で単位を取得すれば申請資格を得ることができ、産業カウンセラーは通信と通学での講座受講によって受験資格を得ることができます。

メンタルケアカウンセラーとメンタル心理カウンセラーは通信教育のみです。

心理カウンセラー資格の必要性

資格を持っていなくても心理カウンセラーを名乗ることは可能です。

ただ、資格を持っていることで一定の知識や技術があるという証明ができるようになります。

当然、社会からの信用は高くなります。

 

では、これから大学に通うお金もなければ時間もない人が公認心理師や臨床心理士を目指すことはできないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

 

現在は社会人向けに授業を開いている大学も多くあります。

例えば、放送大学では入学料も安く、授業料も1単位ごとにお金を支払います。

授業自体も多少は通学も必要なものの、オンラインで受講可能なものがほとんどで、公認心理師と臨床心理士の受験資格を満たすことができます。

 

受験資格だけで諦めてしまう人もいますが、もったいないのでぜひお近くの大学を調べてみてください。

心理カウンセラーの収入

せっかく時間・労力・お金をかけて資格を取得したのだから、今以上の収入がほしいと考えるのではないでしょうか?

収入面で考えると、心理カウンセラーの仕事は非常勤の仕事が多いのが現状です。

 

ただ、心理カウンセラーが活躍できるフィールドは、教育、医療、産業と様々な分野に広がっています。

今後も社会は変わるにつれて人の悩みもますます多様化していきますので、心理カウンセラーの役割も大きくなっていくと考えています。

 

また、気軽に個人のカウンセリングサロンを開設することも可能なため、収入については個人の頑張りしだいといったところでしょう。

心理カウンセラーの将来性

心理カウンセラーの将来性について書いておきましょう。

近い将来、AIにより事務職(ホワイトカラー)がいらなくなる時代になると言われていますが、本当にそんな時代が来るのかと疑問に思う人も多いのではないでしょうか?

 

未来のことははっきりとは言えませんが、過去の歴史から紐解いてみるとある程度は予測できるようになります。

そもそも20世紀以前は、事務職(ホワイトカラー)はほとんど存在せず、現業労働者(ブルーカラー)ばかりでした。

20世紀を過ぎ、産業が高度化して工場が機械化(オートメーション化)されていくことで、ブルーカラーが大量にホワイトカラーへ仕事を変えなければいけない時代に変わりました。

同じことが、近い将来ホワイトカラーに対してやってきます。

 

おそらく次の仕事に迷う人、困る人が大量に出てくるでしょう。

その時、心理カウンセラーとして多くの人の悩みを一緒に考えていくことができたら、大きな社会貢献ができるのではないでしょうか?

最後に

カウンセラーもコーチングもコンサルタントも、相手の問題を解決するということでは本質的に同じことをやっています。

さらに言えば、今後は悩み相談に載るだけのカウンセラーよりも、相談者(クライエント)の人生や生き方といった大きな枠組みの問題解決に気づきを与えることができるカウンセラーが必要とされてくるでしょう。

 

相談に載る側であるカウンセラーが、多くのことを学び、経験していなければ、相談する側も安心感を持てません。

また、相談者の興味がある分野について、情報提供ができるように多様なことにアンテナを張っている必要もあります。

カウンセラーはたくさんのことを学ぶ分、相談者がより良い人生を送れるように新しい視点、気づきを与えられた時の貢献感はとても大きなものです。

 

根本自己分析マスタースクールでは、カウンセリングからコーチング、コンサルティングまでを基礎から実践までを学ぶことができます。

弊社でも、心理カウンセラーの枠を越えて、ストレスへの対処からキャリア相談、目標達成まで人生をより良くコーディネートしていく協力者を求めています。

最終的には、人生の質をより良くするQOLファシリテーターへとなっていただきます。

 

人生に迷う人がいない、生き方に苦しむ人がいない、そんな社会を一緒に作っていきましょう!

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