こんにちは、根本自己分析習得中の大西です。
根本自己分析を学びたいと思っても、心理学やカウンセリングの知識を何も持っていないと不安になりますよね?
今回、根本自己分析マスタースクールの第3回を受講してきたので、ちゃんと勉強できますよ!ということをレポートしたいと思います。
前半がカウンセリングについてのお勉強、後半のワークがフューチャーマッピングの作成と2部構成でした。
フューチャーマッピングのワークは本当に楽しい時間でしたよ。
とってもタメになるワークだったので、次の日すぐに妻にもやってみました。
カウンセリングの基礎
まずは、カウンセリングの基礎についてお勉強です。
以下の5点について、詳しくお話をいただきました。
- カウンセリングを学ぶ理由
- カウンセリングとは何か
- カウンセリングに求められる姿
- 転移・逆転移
- 守秘義務
僕の場合、メンタルケアカウンセラーの資格取得の際にも学びました。
人との対話を重視する仕事において、必須スキル・守るべきことが理解できます。
根本自己分析はクライアントの話を「聴く」ことで、どのような問題を抱えているのか理解することが必要です。
「聞く」ではなく、「聴く」という傾聴のスキルが大事になってきます。
転移とはクライアントがカウンセラーへ好意を抱くことを言い、逆転移とはカウンセラーがクライアントへ好意を抱くことを言います。
信頼関係を構築することは重要ですが、過度の転移はクライアントがカウンセリングに依存してしまう可能性もあるため要注意です。
カウンセリングの応用
カウンセリングの応用は、講師の諏訪さんが過去に根本自己分析のセッションやカウンセリングを行ってきた上で身につけた重要な要素を体系化したものです。
学んだことは以下のとおり。
- カウンセリングとは何か
- ラポール形成とポジショニング
- ラポール形成のためのテクニック
- 鷹のエネルギー
- 人間は嘘をつく動物と心得る
- 自分を幸せにできるのは自分だけ
- 心を開く瞬間
- カウンセラーの使命
一部をご紹介します。
カウンセラーとは何かを再定義
数々のセッションを繰り返した上で、カウンセリングとは何かを再定義していました。
カウンセリング=話を聴くというイメージを持っていたのですが、クライアントが認識していない根本的な問題を再定義するという考え方は非常に勉強になりました。
ラポール形成とポジショニング
ラポールという言葉をご存知でしょうか?
ラポールとはクライアントとカウンセラーの心が通じ合っている状態のことを言います。
信頼関係を築かないと本音を話してもらうことができません。
また、「話をする側=クライアント」「話を聴く側=カウンセラー」というお互いの立ち位置(ポジショニング)を明確にすることも大事です。
ラポール形成とポジショニングする上で、使用できるテクニックが以下の4点。
- ミラーリング
- ダブルバインド
- イエスセット(ノーセット)
- イエス・イフ法(イエス・バット法)
- 感覚セット
いわゆる黒い心理学と言われている人を操る系のテクニックとして紹介されるものですね。(笑)
ただ、適切なカウンセリングを行う上でも必須なスキルだとも思いました。
人間は嘘をつく動物である
どんなにカウンセラーと信頼関係を構築できていたとしても、人間誰しもが他人に言いたくないことを持っていますよね?
「人間は嘘をつく」という事実をカウンセラーは忘れてはいけません。
本人は嘘をついているつもりがなくても、自分の主張を述べているため「必ずしも事実を話していない」ということに注意しようと思いました。
例えば、夫婦喧嘩やカップルの喧嘩、親子喧嘩を思い浮かべてみてください。
よく「言った」「言わない」で言い争っていることがありますね。
カウンセラーはクライアントの言うことを100%信じるのではなく、その奥に隠れているメッセージを探していきましょう。
カウンセラーの使命
カウンセラーの使命はカウンセリングをいらない世界を作ること。
矛盾をしているようですが、本当にその通りだと思いました。
みんなが楽しく生きている世界であれば、カウンセリングは必要なくなりますからね。
なぜ人は自分が見えなくなってしまうのか、なぜ人はうつになってしまうのか、なぜ人は楽しい人生を送れなくなってしまうのか。
根本原因を分析し、その問題を解決していくことが将来必要なことなんだと思いました。
フューチャーマッピング
最後は、根本自己分析マスタースクールが始まって最も衝撃を受けたフューチャーマッピングのワークを行いました。
こちらのワークだけでたっぷり3時間半くらいかかっています。
僕が作ったフューチャーマッピングがこちら。
フューチャーマッピングとは?
フューチャーマッピングとは想像的な思考を使って目標を設定し、その目標に対して論理的に手段を考えていくという方法論です。
経営コンサルタントで作家でもある神田昌典さんが発案者です。
自分1人だけで考えていても良いアイデアが出ない時がありますよね?
そんな時、人に相談したりアドバイスをもらったりすると良い案がもらえたりします。
その思考を自分1人やってみようというものです。
自分を幸せにするストーリーを作るのは難しいのですが、他人を幸せにすることは案外簡単にできるんですね。
ワークの内容としては、他人を120%幸せにするストーリーを作り、そのストーリーを自分ごとに置き換えて(連想して)自分を幸せにするストーリーを作るということです。
具体的なやり方は、それだけで一記事分の長い分量になってしまいます。
良かったこと
今回のセッションで良かったこと・学んだことは以下の通り。
- 心理学の基礎を復習できた
- 心理学の応用スキルを実例を交えて知ることができた
- フューチャーマッピングで自分のやるべきことが見えた
なんと言ってもフューチャーマッピングのワークをできたことが非常に大きかったです。
僕は2019年12月31日までの目標を立てたのですが、本当に実現する気がしてなりません。
自分にとって最も大きかったことは、そのための具体的な行動が分かったことです。
新しいことを始めると、どうしても何をしたら良いか分からなくなってしまうことがあると思います。
その時に、フューチャーマッピングで他人の力を借りることは非常に重要だなと実感しました。
もし仕事で詰まったとき、人生に詰まったとき、解決したい問題があるときはフューチャーマッピングをやってみてください。
もちろん、一緒に根本自己分析やカウンセリングを受けたい方もお気軽にお問い合わせくださいね。