自分のやりたいことを始めたくても、様々な制限があって一歩を踏み出せないことがあると思います。
- 転職したいけど、パートナーや子どもがいるから無職になるのは怖い
- 子どもとの時間を増やしたいけど、子どもの学費を考えると専業で家庭にいるのは不安
- 独立したいけど、年齢が高いこともあって失敗した時に再就職できるか不安
- 新しい資格を取得したいけど、受験資格が4年制大学の専門的な授業を受けていないから今からだと遅い
家族、自分の年齢、収入による将来の不安を考えると、若いうちにもっと色々なことに挑戦しておけば良かったなと考えがちです。
そんな方にぜひ観てほしい映画『オールド・ルーキー』について、コラムを書いたのでご紹介します。
映画『オールド・ルーキー』は、一度メジャーリーガーへの夢破れたジム・モリスが、ある出来事をきっかけに再びメジャーリーガーを目指す実話を元にしたお話です。
夢を持ちましょうという簡単なお話ではない人生の素晴らしさがストーリーに隠されていました。
自分の人生を捨てない
あなたの人生の望みは何でしょうか?
長い人生を生きていると、自分の意思とは異なる選択肢を選ばないといけないときがやってきます。
子どものため、親のため、家族のため、もう若くないから、専門知識を持っていないから、といった理由など。
もはや諦めムードのまま、仕方なく現状維持で同じような毎日を過ごしている。
背景には、2つの選択肢のうちどちらを取るかという二者択一思考があります。
例えば、会社を辞めるか辞めないか、転職するかしないか、などです。
本来の目的は別にあるはずなのに、いつの間にか2つに絞って考え、どちらかの選択肢を取ることで失うものを見つけると、仕方がないと新しいチャレンジにつながる選択肢を諦めてしまう。
心当たりはありませんか?
映画『オールド・ルーキー』の主人公ジム・モリスが高校野球チームの生徒たちに送った言葉を引用しておきましょう。
「試合を捨てた。俺を失望させ、自分自身を裏切った。
人生に何を望むかって話だ。
全てが始まるのはここ(心を指でさす)だ。」
新しい選択肢を探す
新たな選択肢を見つけることは難しくありません。
ちょっと調べたり、見方を変えてみるだけで、2つしかないと思い込んでいた選択肢を合わせた新たな選択肢が見つかったりします。
例えば、学生時代に興味があった仕事に、30歳を過ぎてから目指そうと思ったとします。
その仕事をするためには、4年制大学を卒業し、決められた単位を取得しておく必要がありました。
「自分は専門の授業を受けていないし、今から大学に通うお金もなければ時間もない。
大学に通うために仕事を辞めるのはリスクが高すぎる。」
あなたはこのように考え、せっかくあなたの人生の意味とも言える新たな生きがいを諦めてしまう。
今からお金も時間もそれほどかけずに、4年制大学を卒業し、決められた単位を取得する、そんな選択肢が本当にあるのでしょうか?
答えは「ある」です。
まだ広く認知はされていませんが、通信制の大学では忙しい社会人向けにオンラインで授業を開講しています。
お金も1単位あたりの授業料と少しの入学金しかかからないところもあります。
新しい選択肢はどこにだって見つけることが可能です。
人生に遅すぎることはない
いかがでしたでしょうか?
社会人になってからでも新しいことに挑戦することは可能です。
子どもがいることを理由に諦める必要もありません。
何よりも、自分のために両親がやりたいことを諦めていたら、お子さんはどのように思うでしょうか?
人生に遅すぎることはない。いつだって新しいことは始められる。
そのキッカケは意外なところから来るものかもしれませんよ。
最後に、映画「オールド・ルーキー』の主人公ジム・モリスの言葉を引用します。
「教え子に夢を追えと発破をかけたんです。
彼らにやる気を出してもらうためでしたが、逆に彼らから自分の夢を追えと言われたんです。」
僕と同じように「人生を失敗してしまった」と考える人を一人でも減らすべく、根本自己分析のセッションを行っています。
メンタルケアカウンセラーとして多くの人のお役に立てるよう活動しています。。
根本自己分析のセッションからうつ病からどのように立ち直るかまで、どうぞお気軽にお問い合わせください。