こんにちは、根本自己分析習得中の大西です。
うつ病になると、身体は元気なのに1日ダラけてしまう時がありますよね?
ダラけた罪悪感からまた自己嫌悪に陥る悪循環でなかなか前向きになれない人が多いと思います。
今回は、僕自身の実体験を踏まえて、うつ病に苦しむ人が前向きになるためにどうしたら良いかをお話していきます。
①身体的な不調を治す
うつ病の症状は身体的な症状と精神的な症状の2つに分かれます。
僕の症状は以下のようなものでした。
- 身体的な症状
不眠、食欲の減少、動悸、左まぶたの痙攣、物音などへの神経過敏、無表情 - 精神的な症状
抑うつ気分、ボーッとする、会話の内容を覚えていない
病院で診断書を書いてもらい、3ヶ月の休職が決まってからは自然と眠ってばかりいました。
最初の1ヶ月は身体を休めることしかしていなかったのですが、その中でも特に最初の1週間はほとんど寝ていたと思います。
僕の場合は、不眠が影響している症状が非常に多かったです。
そのため、睡眠導入剤の力を借りながら眠れるような身体に戻していくことで徐々に身体的な症状は減っていきました。
振り返ってみると、身体的な症状と精神的な症状を一気に治すのは難しいです。
まずは身体的な症状から戻していくのが良いのではないでしょうか。
②徐々に身体を動かす
僕の場合、1ヶ月ちょっとぐらいで身体的な症状はだいぶ少なくなってきました。
本当に眠れるようになったことが大きかったんだと思います。
この頃から、昼間も少しずつ活動しようかなという気持ちになってきました。
もちろん、うまく行かずにダラけてしまう日もありましたが。。。
ただ、1ヶ月をほとんど身体を休めることに専念していたので、体力がかなり落ちてしまっていました。
昼間にカフェで読書をしても夕方くらいには眠くなってしまいます。
そこで、今度は気分が上向きの時にランニングを始めました。
筋トレでもなんでも良いと思いますが、身体を動かすことで体力が戻ってきます。
当時は意識していた訳ではありませんが、結果的に身体から戻すことをやっていましたね。
③自己分析をする
休職をしてから2ヶ月ぐらい経って、ようやく精神的な症状にアプローチします。
この頃、ようやく「仕事どうしようかな」と考えるようになりました。
僕の場合、もともと就活で失敗したという想いを持っていたため、就活をやり直すつもりで自己分析を始めました。
今回は就職のためというよりも、どんな人生が自分にとって幸せなのかという自己分析です。
そんなことを考えていた頃、2018年12月25日に前田祐二さんの『メモの魔力』という本に出逢いました。
その本の中に自己分析1000問が書いてあったんですね。
真剣にこの質問に答えていったら、自分にとって幸せな人生が分かるんじゃないかと考えました。
1問答えるのに1時間くらいかかったのですが、100問ぐらいに答えているうちに徐々に自分のことが分かってきました。
自分に対する理解が深まるうちに、気づいたら前向きになっていたんですね。
僕が自己分析をしようと思ったキッカケは、就活に失敗したと思い込んでいたからなのですが、結果的にプラスの作用がありました。
「うつ病になった自分だからこそ、できることってありそうだ」と自分の弱さを認められるようになったんですね。
それからは精神的な症状も減ってきました。
以上が、僕が前向きになるまでの経験談です。
サラッと書いてしまった部分もあるため、詳しくはお気軽にお問い合わせください。
うつ病に苦しむ人が1人でも減りますように。