こんにちは、根本自己分析習得中の大西です。
うつ病になるとちょっとしたことでも自己嫌悪に陥ることがよくありますよね?
今回は、うつ病の経験がある僕が自己嫌悪の毎日からどのように立ち直っていったかをお話します。
うつ病で苦しんでいる人の参考になれば嬉しいです。
自己嫌悪の毎日
うつ病で休職を始めた頃、朝寝坊や昼寝は当たり前になっていました。
- 朝は7時にアラーム、10時起床
- 昼寝は14時〜16時30分の2時間以上
振り返ってみると、元々は不眠が酷かったので体調を戻すためにも睡眠は必要だったのかなと思います。
ただ、朝寝坊や昼寝を繰り返しているときは自己嫌悪に陥ってました。
「みんな働いているのに、1日中寝ているなんて申し訳ない」
「自分はなんて自堕落な人間なんだろう」
「寝てばっかりで自分に生きてる価値なんてあるんだろうか」
活発に動けない自分に嫌気がさしていたんですね。
自分が許せないと思っていました。
うつ病の症状を知ろう
そんな自己嫌悪の毎日を過ごす僕に、妻がうつ病の本を買ってきてくれました。
タイトルは映画化もされた「ツレがうつになりまして」です。
漫画形式になっているので、軽い感じに読めてしまいます。
内容は、旦那さん(ツレ)がうつ病になってからの体験記。
その本の中に「うつ病の人は朝弱く、夜になるにつれて元気になる」、「天候によって体調が左右される」と書かれていたんです。
僕は、ずっと朝寝坊と長時間の昼寝を「自分が怠け者だからだ」と思っていました。
うつ病になった人は同じように朝弱かったり、天候に体調を左右されていたんです。
その事実を知ったとき、自分のことを少しだけ肯定的に見れるようになりました。
他の人の症状を知ることで、自分が同じ症状になっても「うつ病だから仕方ない」と気にしないようになれます。
許せる自分になろう
うつ病で休職をしたときは、普段当たり前にしていたことができなくなるため、自分を責めがちです。
でも、決して自分がダメな人間だとは思わないでください。
そのために、うつ病体験記の本やブログに目を通してみてください。
他にも同じように苦しんでいる人がいると知るだけでも気持ちが楽になります。
また、他の人の症状を知ることで、今の自分を許せるようになっていきます。
最後にお伝えしておきたいことがあります。
それは、うつ病は短期間で右肩上がりに回復していくものではないということ。
元気な人と同じように、調子が良い日もあれば悪い日もある。
その調子の波が、元気な人よりも激しいだけだと思っておきましょう。
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