(C)2014 Twentieth Century Fox

生きていれば、どうしようもないくらい辛い時期ってありますよね?

「止まない雨はない」と言われても、いつ雨が上がるのかわからない。

 

先が見えない辛さを乗り越えていくのは、本当に難しいと思います。

今回は、そんな人生の辛い時期を過ごしているあなたにぜひ読んでほしいコラムを書いてみました。

 

トラウマによって人生に迷ってしまった主人公シェリルが、メキシコからカナダまでのパシフィック・クレスト・トレイルを3ヶ月かけて歩く実話を元にした映画『わたしに会うまでの1600キロ』が題材です。

人生うまくいかないと過去に囚われる

(C)2014 Twentieth Century Fox

立ち直れないと思うほど、深い悲しみや苦しみに襲われたことはありますか?

 

トラウマになるような絶望を感じたとき、人は「自分が抱えている悩み」を特別に大きなものとして扱ってしまいます。

まるでその悩みこそがあなたの人生、世界の全てだと言うように。

 

辛さの根本原因は、人生うまくいっていたときの過去の自分と不甲斐ない今の自分を比べて、自分自身をさらに苦しめてしまうことです。

人生は右肩上がりの直線ではなく、良いときと悪いときを波のように繰り返しながら、進んでいくものです。

 

過去に目が向いていると、次に何をするかという原動力が出てきません。

後ろに目を向けながら、前に歩いていくことなんて怖くてできませんよね。

 

 

主人公シェリルは今の不甲斐ない自分に絶望したとき、このように述べています。

「昔のわたしは強くて責任感もあって夢もあった。まともだった。」

いつでも誰でも悩みを抱えている


(C)2014 Twentieth Century Fox

そもそも、人生の中で、悩みが1つもなく全てがうまくいっている時はあるのでしょうか?

 

確かに、幸せなときは全てがうまくいっているように感じるかもしれません。

ただ、問題の大きさに違いはあれ、人は誰もがどんなときも何かしらの問題を抱えています。

 

人は悩みを抱えているからこそ、他の人の悩みに寄り添うことができる。

このように考えると、悩みを持つことも悪くないと思えてきませんか?

人生良いことばかりだと、他の人にも悩みがあることを忘れてしまうかもしれません。

 

 

旅の後半、主人公シェリルは、問題を打ち明けた幼い子どもにこのように述べています。

「問題は誰にでもある。わたしもよ。

でも、問題はいつか新しいものに生まれ変わる。」

あなたの傷が、いつか誰かのためになる


(C)2014 Twentieth Century Fox

あなたの悩みがいつか誰かの道しるべになる!

このように言うと「まさか!」と思うかもしれません。

 

自分自身ではとても辛い経験をしているにもかかわらず、その悩みは他の人の参考にはならないと考えてしまう。

なぜでしょうか?

 

うつの経験ですら、他の人の励ましになったりします。(体験談です)

同時に、自分自身の生きる原動力につながっていくことがあります。(体験談です)

 

あなたが辛いと感じているのと同じように、他の人も悩みを抱えています。

似たような悩みであれば、他の人も同じように経験をしていると知るだけでも心の重荷は軽くなるもの。

 

あなたが一人の人間であるのと同じように、他の人も一人の人間です。

今現在、辛いと感じているあなたへぜひこの言葉の意味を考えてみてほしいと思います。

ゆっくり時間をかけてプラスにマイナスに振れながら。。。

 

最後に、映画『わたしに会うための1600キロ』の主人公シェリルの言葉を送ります。

「自分の傷と源は同じ。」

「わたしの命は他の人と同じ。」